日立・楽しや ≪洋子のブログ≫

巷の話題 …..?

  • 2017年7月29日

    今、巷で話題となっている或る問題!
    テレビや雑誌、ネット上では幾度となく取り上げられ、大都市等では大きな社会問題となっている。

    飲食店での「予約無断キャンセル」
    店側では20人~30人の予約を突然無断キャンセルされ「死活問題」として困り果てているのが実情で、「ぐるなび」や「食べログ」飲食店検索サイトでは対策を練っているようです。

    *……………………..*

    ドタキャン
    予約をしていて土壇場でキャンセルをするという意味、キャンセルの連絡はしている。

    無断キャンセル
    予約をしているにも関わらず、まったく連絡もせず知らんふりを決めている。

     

    どちらも決して良い事ではありません、
    事情が有るにせよお奨めできる事ではありませんが、説明するとこの様な意味合いです。

    *……………………..*

     

    それに対し飲食店側へ保険「お見舞金」がでるようなシステムサイトも有るようです。

    又、「無断キャンセル」をしたお客の電話番号をデータ-ベ-ス化し飲食店同士が共有、
    この事により無断キャンセルの実績のある方のご来店をお断りするシステムが考案されており実施されている飲食店も多数、このシステムは全国的に広まりつつあります。

     

    灯り 巷での実例

    1・先日、コンパを予定してお店を予約したのですが女の子が急な用事で来れなくなったので連絡無しにお店に行きませんでした、

    その数日後、お店から電話があり料理代、飲み放題の代金を請求されました、私は全額支払うべきでしょうか?
    「20代前半」

    回答:まず、あなたと飲食店との間で契約が成立していたかどうかが問題となりますが、飲食店側が予約した日時の座席を確保し、その後の他の客からの申込みを断っていたような場合には契約の成立を認めることができると思われます。

    このような場合、あなたが予約した日時にお店に行かなかったことは、債務不履行「民法415条」となります。「弁護士」

     

    2・Aさんは友達10人が参加する飲み会の幹事を任され、居酒屋に予約を入れました。
    ところが当日、飲み会に参加するはずだった10人のうち8人が急に来られなくなってしまいました。

    Aさんは仕方なくその日の飲み会の中止を決定しました。
    そしてその翌日、居酒屋にキャンセルの電話をするのを忘れていたAさんに予約を入れていた居酒屋から連絡があり、すでに用意していた料理代と飲み放題の代金、合わせて5万円を支払って欲しいと言われました。

    しかし飲み会が中止になったのは自分の責任ではないし、できれば支払いたくありません、一体どうすればいいのでしょうか。 

    回答:今回の場合、5万円支払って欲しいと居酒屋から請求があったということですが、まず契約が成立していたかどうかがポイントになります。

    そうすると、Aさん自身としては予約を入れたのは確かで、店側の方としても承諾したということになって、その時点で一般的には契約が成立しているということになると思います。

    契約が成立しているのであれば、当然その債務を履行しなければいけませんが、履行しなかったということで、債務不履行の問題になってきます。

    そうすると本件の場合には債務を履行ができなかったということになり、損害賠償責任が発生してきます。

    幹事のAさんとしては、当然忘れていた過失がありましたが、中止にするのであれば、事前にお店のほうにキャンセルをお願いしたいということを電話をすれば、今回のような形にならずに済んだように思います。「弁護士」

     

    店内3・昨日は予約されたまま連絡無しでいらっしゃらない6名の方が、 何か理由があるのかもしれませんが、うちの様な小さなお店は潰れてしまいます。

    せめてご連絡を、飲食店全体の問題になっていて無断キャンセル電話番号のデータベース登録が始まっています、ご注意ください。

     

    4・そうなんですよね、こちらもちゃんと食材を下拵えしてお客様をお待ちしてるので、せめて連絡だけでも欲しい。

    連絡さえ貰えたら用意した食材を本日限定メニュー!と銘打って捌く事だって出来るのに 、 以前働いてた職場で25名の無断キャンセルで呆然としてしまった光景が思い出されます。

     

    5・飲食店の無断キャンセルはれっきとした営業妨害だと思う。

    手間暇かけて料理を作って一円の利益も生まれない、生まれるのはフードロスと赤字、社会問題としてもっと大きな話題になってもいいんじゃないか。

    ※1~5は「Togetter.com」「legalus」他、ネット引用です。

     

    灯り 楽しやでも、一度だけ無断キャンセルの事例がありました。

    ネット予約ではなく直接電話での予約でした、Tさんは「刺身盛合わせ付き予約」4名様 19:00、予約日5日程前の予約でございました。

    当日19:00になってもご来店がなく20:00になっても連絡がないので事前にお知えて頂いていた携帯電話へ連絡してみると「予約をした覚えはない」という、

    予約台帳から本人確認をし間違いなくTさんである事を理解して頂き、無断キャンセルにより空席となってしまった事、Tさんの予約が入っている事でご来店されたお客様をお断りしなければならなかった事、等々

    本来キャンセル料金が発生する所ですが、それは請求致しませんので別途予約注文の刺身盛合わせ分の料金は支払って頂きたい旨をお伝えし了解を頂きました。

    後日支払いに来るとの事でございましたので安堵いたしておりましたが、2日たっても4日たっても来る気配はなく再度電話をしても電話口に出ることはありません。

    「しかたないな、泣き寝入りするしかないか」と何か釈然とせず半ば諦めておりましたが、一週間と少しが経過した頃Tさんご自身が支払いに来られ、ご本人のお話を聞いてみるとその直後に支払いに来られたがその日はあいにくお店の定休日、一週間以上過ぎてしまったのは仕事の都合で時間を作れなかった、申し訳ございません…。という事例です。

     

    この場をお借りして、Tさんの人を想う心と勇気に敬意を表します、これに懲りずご来店をお待ちしておりますね。

     

    「人のモラル」の問題
    今、巷では大きな社会問題となっています「予約をする側と受ける側」、多くの人たちがどのようなお考えをお持ちか是非ご意見をお聞きしたいところです。

    どうぞ、沢山の自由なコメントをお寄せくださいね。

    「日立・日立駅」居酒屋なら、楽しや《TANOSHIYA》

コメントありがとうございます!

  1. たまたま検索でこちらを拝見しました!すばらしい記事ですね!参考になります^^
    また今後もちょくちょく見に来たいと思います☆

    • ジェニ-様
      コメントありがとうございます、実はこの記事を公開するに当たりましては随分迷いました、お一人でも共感して頂ける方が居た事で安堵しております、ありがとうございます。

コメントする

コメントする

コメントは承認制となります。ご了承ください。

内容をご確認の上、送信してください。

CAPTCHA


居酒屋工房 楽しや
JR日立駅より徒歩10分ほど。くつろぎの店内で、楽しくお話しましょう。

〒317-0071
茨城県 日立市鹿島町1-20-10 鈴木ビル1F
TEL:0294-22-5663