ひしお(醤)

  • 2025年5月5日

    或る街の郊外に佇むノスタルジックな古民家風の人気レストラン、近くには阿武隈川が流れ、窓の外には東北本線が音を立てて走っている。

    全てが、オーガニック穀物菜食の自然食がメインのレストランである。

     

    何気に注文したセット料理、ふと小鉢に目を取られ

    これ、何!

    醬油色の少し大きめの米粒や豆粒のよう、なんだこれと思いつつ食べてみる、

    何と醪漬けのような麴の旨味が広がり、これは旨い!

    後で聞いてみると、これは「ひしお」ですよ、と…女将さん。

     

    そう言えば、暫らく口にしていなかったからか、「おひしょ」と呼ばれるものを思い出した。

    言われてみると、味噌造りの工程で豆をつぶす直前のものを麴により熟成させた、そんな味わいである。

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    ひしお(醤)とは、
    地方によっては「おひしょ」とも呼ばれており、
    魚や肉、穀類を塩漬けにして発酵させた調味料をいう。

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    そこで、
    乾燥ひしお麹を購入、作ってみる事に、

     

    基本的には、「キャップ付きの瓶、ひしお麹、醬油、水」だけあれば良い。

    瓶は煮沸殺菌をし、水は生水はNG湯冷ましやミネラルウォーター等が良いようだ。

    詳しい作り方等は、ひしお麴の外袋やYouTube等でも公開している。

     

    作って3日程で味見をしてみたが、ほんとに旨い!

    こんなに体に良いものが、こんなに簡単にできてしまっていいのだろうかという位、非常に簡単に作れる。

    食べ方としては、胡瓜に乗せたり、豆腐に乗せたり、ほうれん草のお浸しに乗せたり、様々な刺身にも良い。

     

    毎日の食卓に、「ひしお」だね。

     

    日本古来の発酵調味料、
    腸内環境を整え、善玉菌をふやし免疫力アップと良い事ばかり、そして作り方が簡単で美味しいとなれば言う事はない。

     

    お陰様で、
    日々の暮らしの中で大切なものを一つ追加できたような、そんな想いである。

    今回は昆布を少々2㎝程に刻んで入れてみた、美味しい。

    次回は玉ねぎを摺り下ろして一緒に混ぜ込んで熟成させたらどうかなって、ちょっと試行錯誤を楽しもうと考えている。

     

    それでは、又…、
    ひょっこり出てきます。

     

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    冒頭のノスタルジック
    小民家風の人気レストランとは、

    何を食べても美味しい、
    穀物菜食レストラン、この日「2025.04
    末」のランチタイムは満員で次々と女性のお客さまがご来店でした。

    ★★★★★ 「須賀川市」
    心と体と地球の為の自然食レストラン
    ベジタリアン料理店「銀河のほとり」 

    銀河のほとり – Yahoo!マップ

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